スポーツ選手にとって自らの持つ能力を最大限に発揮する事は、当たり前のようで一番難しい永遠のテーマだと思います。緊張や期待、不安などからどうしても自分の知る最大限の自分と言うものを毎回の試合で発揮する事って難しいんです。「ゾーン」と言う最高の集中状態を作ってしまえばその最大限の能力は必然と発揮されるのですが、其処に至るまでのプロセスが大事だったりします。
自己の体調も毎日万全にしておかなければならないスポーツ選手にとって少しの痛みや違和感は大きなストレスとなります。そしてその痛みこそが「緊張や不安」を生み出すのです。
カイロプラクティック的な考え方としてひとつあげられる事があります。筋肉と運動、脳と伝達、これは切っても切れない関係です。運動を起こすためには地面からのエネルギーを脚で捕らえ発揮する。伝達されてくる運動信号は脳からやってくる。そのラインになっているもっとも重要な部分とは脊髄神経なのです。ここが我々のメインのハーネスになります。ここに傷や障害が起こるともちろん機能障害が起きます。通常私たちが感じる痛みやトラブルはこの脊髄神経から分配される末梢神経に起こります。この末梢神経は脳脊髄神経から各筋肉や臓器へ伸び、あらゆる動きを繊細に制御します。よってこの末梢神経に圧迫や傷が入ると運動神経が低下します。
お庭のお花に水をあげるときの水道ホースを想像してください。この水道ホースを意地悪な人が足で踏みつけます、徐々に水量は減っていき、彼が全体重を乗せると最終的にホースの末端からは水が出てきません。これが神経伝達の情報量にも同じく言えます。
骨のズレ→末梢神経圧迫→痛み→シビレ→運動神経低下→身体全体のアンバランス→運動能力低下
このサイクルがエンドレスに回転してしまいます。
この状態になっているのがスポーツ選手のスランプとも言われます。自分ではいつも通りプレーしているつもりが脚の振り、手の振りが運動神経低下により1センチ振り切れない、又は1秒いやもっと繊細に0.1秒遅い。「結果プレーに切れがない」となってしまいます。
これを打破するためには己の努力とそれを支える周りの力が必要です。我々カイロプラクターとしては椎骨に起こる※1)サブラクセーションを取り除き原因となる骨のズレをハンドアジャストによって取り除いてあげる事が出来ます。
最近調子が上がらないと思ったら一度ご相談ください。私にご協力できる事ならば喜んで協力します。
なぜなら私がこの原因でプロ活動中運動機能障害で悩んだから・・・
今現役の方には余計な悩みは最小限にしてもらいたい、あなたの持つ実力を世に見せ付けてほしい!
そう願い、私はカイロプラクターになりました。
遠藤卓実
椎骨の不適正な近接部位・・・人間の神経系の働きと先天的知能身体内の自己治癒力を妨げる事のある骨のゆがみ椎骨のズレの事を指します。簡単に言えば、ある関節をみた場合、「動きが悪く」「構造的な歪みをつくり」「神経生理学な痛みや熱、コリなどが伴う」ことが分かれば、この関節にサブラクセーションが起きていると判断します。
コメントをお書きください