前回まででだいたい「カイロプラクティックとは何か?」は、理解して頂いたと思います。
では、その”奇跡”のプロセスを今後数回に分けお伝えしようと思います。
ご存知のとおり、私たちの身体は無数の神経によってコントロールされています。神経にはいろいろと有りますが、このうち脊髄を通って出入りしている神経を脊髄神経と呼びます。
人体の各部に連絡している神経は、各々決まった場所から出入りして脊髄神経の通路である椎孔(ついこう)を経てそれぞれの担当する器官に脳の命令を伝えたり、あるいは抹消の情報を脳に届けたりしています。
この大事な神経が通る背骨(脊椎骨)は、一つ一つの骨の集合体で、ちょうど積み木を縦に連ねたような形状になっています。積み木の数は頚椎が7個、胸椎が12個、腰椎が5個で合計24個、そして他にかかわりのある骨を入れると32~35個もあり、それぞれの骨同士は椎間板と呼ばれるクッションによって衝撃からまもられているわけです。
このように連結している脊椎の間には、椎間孔(ついかんこう)という穴があります。いわば背骨の隙間ともいえるもので、幹線道路の椎孔を通って来た神経は、それぞれに定められたこの椎間孔という穴を出て各自の持ち場へと連絡を取り合っているのです。
つづく・・・
コメントをお書きください